☆*:・'゜'・:*:.。.:*・'゜☆*:・'゜'・:*:.。.:*・'゜☆もくじ
1章 どこか不思議な子どもたちひとりが好きな、手のかからない赤ちゃん ●おかあさんがそばに来ても笑ったり、うれしそうにしない
●泣いて要求することもなく、「あと追い」もしない
人とコミュニケーションをとろうとしない ●名前を読んでも振り向かない
●おかあさんの顔色も気にしない
●同年代の子どもとのふれあいは最も不得意
ことばの理解が遅く、会話をすることがむずかしい ●ことばの遅れで自閉症と気づくことが多い
●音やリズムのおもしろさに反応することはある
音や光などに敏感に反応する ●サイレンの音などを異常に怖がる
●視覚や触覚も過敏で、肌ざわりにもこだわる
同じ行動を繰り返す ●儀式のように飽きずに繰り返す
●繰り返し動作は「くせ」のようなもの
●変な行動でも認めてあげる
味やにおいに対するこだわりがある ●同じものしか食べない
●嗅覚が敏感で、においをかぐクセも
「変化」についていけない ●家具の配置が変わってもパニックになる
●時間割の変更や行事などにも対応できない
●細部が気になり、全体が見えない
数字や漢字の暗記が得意な子もいる ●驚くほどの能力を発揮する子もいる
●特殊な能力だが、知能の高さとは関係がない
あいまいなことが理解できない ●自由に過ごす時間がいちばん苦手
●「ちょっと」「きちんと」などが理解できない
相手の気持ちや立場を想像することができない ●顔の表情が読めず、気持ちがわからない
●想像したり、空想したりするのが苦手
突然、感情が爆発し、パニックがおさまらない ●いきなりパニックになり周囲を困惑させる
●腕をかむなどの自傷行為に至ることも
自閉症の子どもとの接し方 7つのポイント2章 自閉症とはどのような病気か自閉症は「発達障害」に含まれる ●通常学級に通う6,3%が支援を必要としている
●障害の領域が多岐にわたる広汎性発達障害
「自分の世界に閉じこもる病気」ではない ●コミュニケーション障害が第一の特徴
●自閉症は生まれつきの障害
脳の機能障害がかかわっている ●認知・感情・常同をつかさどる部位の発達障害
●てんかんに特有の脳波異常が見られる
遺伝子の異常が深くかかわっている ●親から受け継がれる病気とは異なる
●自閉的症状を示す遺伝性の病気もある
自閉症にはいろいろなタイプがある ●知的障害の程度が症状の軽重にかかわる
●自閉症のタイプは4つの視点で判断される
「自閉症」という病名があてはまらない子もいる ●ほかの自閉性障害と区別しない考え方もある
●成長とともに症状も変化する
自閉症の子どもは増えている? ●自閉症と診断される子どもは10倍も増えた?
●高機能の診断がつき、見かけ上、増加している
早期発見・早期指導が発達を助ける ●障害を抱えながらも子どもは発達する
●まず、「気づく」ことが大事
自閉症が疑われたら相談先を見つける ●医療機関なら、小児神経科か児童精神科へ
●診断がつくことは療育のためにも望ましい
コラム 「自閉症」について理解を深める3章 自閉症の子どもをサポートする医療機関にかかるときの心がまえは? ●診断を受けるというより、相談にのってもらう気持ちで
●診断に役立つ情報をまとめておく
自閉症はどのように診断するか ●子どもの行動パターンを診断の手がかりにする
●病名をつけるときは、「診断基準」を用いる
病名をつけるだけでなく、生涯の特性を見極める ●ひとりひとりの障害の特徴・傾向を見極める
●子どもの特性を理解することが、親にも求められる
自閉症とかかわりの深い発達障害 ●典型的な自閉症と高機能自閉症
●言語発達に遅れがないアスペルガー症候群
●ルールを理解していながら守れないADHD
症状によっては薬をつかうこともある ●自閉症の治療に使われる薬は主に3種類ある
●効果のある薬は積極的に用いる
自閉症の治療は「療育」を中心に進める ●医学的に治せないが、「療育」することはできる
●療育は自閉症に対する最良の治療法
療育の基本となるのは行動療法 ●ことばや説明では理解できない
●自閉症特有の認知にもとづいた行動療法
ABA(応用行動分析)によるサポート ●「強化」しながら適切な行動を身につけさせる
●最初のうちはヒントを与えてあげる
●ステップを一段階ずつ積み上げていく
●順行式で覚える方法と逆行式で覚える方法
TEACCHによるサポート ●アメリカで開発された治療・教育プログラム
●9つの理念にもとづきプログラムを実践
TEACCHによる「構造化」の進め方 ●空間を「構造化」し、行動しやすい環境にする
●時間を「構造化」し、見通しを立てさせる
●手順を「構造化」し、自立的にできるようにする
療育はどこで受けられる? ●保健所などに相談して利用しやすい施設を探す
●子どもに適した療育がすぐに受けられるようにするには?
コラム ABAとTEACCHの違い4章 家庭で自閉症児を支え、育てる注意を向けるために名前を呼ぶ ●コミュニケーションをとるための基本的な動作
●呼びかけに反応があったら、ほめてあげる
問題行動は、ほめながらやめさせていく ●ほめられたことはいつまでも覚えている
●問題行動を起こしているときは、飽きてやめるまで
無視する
絵カードなど視覚的なサインを活用する ●音声の理解は苦手でも視覚でとらえることは得意
●子ども自身の意思表示にも絵カードを使わせる
部屋や場所ごとの役割を決める ●子どもが行動しやすい環境をつくる
スケジュールを立て、行動しやすくする ●1日の生活の流れをひと目でわかるように示す
●スケジュール変更は前もって知らせておく
日常動作の方法は細かいステップに分ける ●方法や手順を段階に分けて教える
●最終目標は、自発的・自立的に行動できること
家族の一員として役割を与える ●親から評価されれば自尊感情がみたされる
●小さなことでもできたらほめる
健康面の管理の気を配る ●睡眠障害には薬を用いることも
●偏食は無理に治さなくてもよい
きょうだいを「よき理解者」にする ●自閉症という障害を理解させる
●不公平感や孤立感を覚えさせない配慮を
どのような学校を選べばよいか ●養護(特別支援)学校、特殊(特別支援)学級、
通常学級、それぞれに長所短所が
そこが知りたい! 自閉症についてのQ&A 親の悩み
5章 幼稚園や学校ではこのようにサポートする集団生活のなかで子どものハードルを見つける ●家庭から社会へ踏み出す最初のステップ
●「集団の力」が自閉症児の成長を手助けする
●園生活での問題点を親と話し合う
遊びを通じて社会性を身につける ●ほかの子とかかわりながらコミュニケーション能力
を体得する
●一対一の遊びからごっこ遊びまで
学校では、安定して過ごせる配慮を ●視覚的な刺激の少ない場所を用意する
●教室を移動するときはあらかじめ説明する
●パニックにおちいったときに引きこもれる場所も必要
時間割や手順を、できるだけ変更しない ●どこでなにをするかを示した細かい時間割をつくる
●授業の進め方も具体的に伝えておく
●御油時は写真などを使って前もって知らせておく
指示を出すときは、できるだけ簡潔に
●声で出す指示より視覚情報が伝わりやすい
●一度に伝える情報はひとつだけにする
得意な科目や能力を伸ばしてあげる ●得意科目で能力を伸ばし、達成感を味わわせる
●ほかの子どもと比べず、本人の発達度を評価する
問題行動を起こしたときの対応のしかた ●問題行動を「やめさせる」のではなく、「起こさせない」
●基本的には放っておき、自然におさまるのを待つ
●心理の専門家に指導してもらう方法も
担任の先生だけでなく、学校全体で支援する ●学級担任ひとりにすべての解決をゆだねない
●校内委員会を設け、学校全体で対応していく
保護者との信頼関係を築く ●障害を認めたがらない保護者に受診を
すすめるのは逆効果
●学校で、子どもの状況を直接見てもらう
●同級生の保護者に理解を求める
そこが知りたい! 困ったときのQ&A 先生の悩み
6章 社会生活に向けて家庭、地域での支援子どもの成長に合わせた生活目標を考える ●同じ年齢でも、発達段階が異なる
●無理のない目標を設定し、発達の経過を見守る
日常的な生活スキルを身につけさせる ●学力をつけさせるよりも、身辺自立に重点を置く
●子どもがもっている特別な能力を見逃さない
地域の人に、障害について理解してもらう ●近所の人や顔なじみの店員などに協力を求める
●社会ルールやマナーを教えてもらう
習い事やスポーツクラブで活動の場を広げる ●習い事の教室に通って余暇活動の幅を広げる
●ひとりで買い物にチャレンジしてみる
学校卒業後の就労支援・生活支援 ●生活形態・就労形態はひとりひとりことなる
●授産施設や作業所で仕事に携わる
人生のゴールは設定せず、できることを積み重ねていく ●家庭、地域における自立を進めることが先決
●発達とは、少しずつ積み重ねていくもの
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