2003/03/27 (木) 00:00
自閉を砕く
![]() | 実践自閉を砕く―脳機能の統合訓練と人格教育をめざして 片倉 信夫、片倉 暎子 他 (1985/03) 学習研究社 この商品の詳細を見る |
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目次
はじめに
第一章 自閉症とは
一、自閉症とは
(1)自閉症とは
(2)認知障害
(3)自閉症の多彩さ
二、教師の役割
(1)二つのアプローチをする
■自閉症を治す
■自閉症児を育てる
(2)集団と個別
(3)ちえ遅れと自閉症
三、親の役割
(1)親の役割
(2)知育、体育、徳育
(3)第一の親子関係から第二の親子関係へ
第二章 自閉のからに挑戦する
-学習指導によるリハビリテーション・
プログラム
一、学令期の指導について
(1)学習塩津の意味
■脳機能の改善
■対人関係の訓練
■子どもを変える突破口として
(2)導入段階における特殊な工夫
■環境刺激を最小にすること
■指導者の存在を印象づけること
■食物強化子を使うこと
(3)行動療法的アプローチの効用
二、教材にこる
(1)「教材にこる」とは実際にどういうことか
(2)ことばのない子どものプログラム
■導入課題のいろいろ
■感覚的な認知学習-概念の基礎作り
■聞きとり-理解言語
■発声-表現言語
(3)実施上の留意点
■「スモール・ステップ」について
■子どもが課題につまづいた時
■教材のヒント
■集中時間のムラを覚悟しておく
三、教材を使いこなす
(1)「教材の使い方」がすべて
(2)ことばを使える子どものプログラム
■動作模倣
■認知学習の発展
■数概念の基礎
■初歩的な文字学習
■文章の構成
■コミュニケーション行動
■初歩的なゲーム
(3)実施上の留意点
■枠組みを利用すること
■ねらいをしぼること
■絵カードについて
四、教材にこだわらない
(1)教材以外の面で勝負する
(2)発達レベルの高い子どものプログラム
■模倣あるいは言語指示による動作
■触覚と手指の課題
■抽象的思考
■関係の認識
■ゲームのいろいろ
(3)実施上の留意点
■人間関係によって学習を支える
■その他の認知障害について
■発達レベルの高い自閉症児ほど、指導は難しい
第三章 自閉症児を育てる
-人格教育の具体的方法
一、年長及び成人期の教育目標
(1)思春期の自閉症児-幼児期との違い
■親子の太い絆
■実生活の虚生活
■成熟の拒否
■熱中時代
■仲間
(2)状態の良い自閉症者と状態の悪い自閉症者
■状態の悪い自閉症者 その一 F1群
■状態の悪い自閉症者 その二
■状態の悪い自閉症者 その三
■状態の良い自閉症者 その一 F1群
■状態の良い自閉症者 その二
■状態の良い自閉症者 その三
■良い悪いを判断する時の僕の規準
(3)年長及び成人期の教育目標
■第三者の協力
■障害者と就労-英国の場合
■重度障害者と作業-日本の場合
二、状態の悪い自閉症者を状態の良い自閉症者にする
(1)同一姿勢を保持させる
■歌麻呂君
■歌麻呂君登場
■歌麻呂君の問題点
■首振り阻止
■同一姿勢の保持
■首のとまった歌麻呂君
(2)こだわらないと頭が動く
■安兵衛君
■新記録樹立
■こだわり
■カンシャク
■反抗
■家庭生活
■天城高原阿部山荘の生活
■内房竹岡の岩野邸での一年
■初雁興業坂戸寮
三、子捨ての季節、そして成人教育
(1)太郎君をまかせてもらって論争を始めるまで
■孤立&ゆううつ
■カフェイン
■飽食
■カンシャク
■子捨ての季節
■論争
(2)歌麻呂君の場合
■一般論
■太郎君の場合
■歌麻呂君の場合
あとがき
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