2001/04/01 (日) 00:00
通園施設
親子教室では進歩が見られないので、ぴんくは通園施設へ通うことを決めた。
ここは最初は母子通園が基本だ。
今は大きく変わっているが、当時は「母親が働くなんてとんでもない、家族の中で一番弱いこの子を中心に生活を送ってください。」と言われていた。
幼い弟や妹のいる所には「連れてきてもいいですが、相手はしないでください。」と言われたそうだ。
母子通園を始めるとこれまた生活にゆとりがなくなる。
我が家は幼稚園に通う兄がいたので時間のやりくりに必死。
園では親も一緒に活動するが、ぴんくはこの場所に全く馴染まず、私にべったり。
小脇にぴんくを抱え、お遊戯や水遊び、ミニサーキットや工作となんでも“私が”する。
1年以上母子通園を経験した後、単独クラスへ。
この移行がなかなか上手く行かず、ますます不安定になってしまう。
当時この園では、自閉症の子に対しても視覚支援などを行っていなかった。
ぴんくに状況を伝える手段がなかった。
徐々に移行期間を取ったものの、それがまたわかりにくかったようで大混乱。
もうこの日から『単独で』となった時、意外とすんなり受け入れたのは
意味がやっと理解できたからかもしれない。
単独クラスの頃が、ぴんくの人生の中で最も荒れた時だった。
様子を見ると、担当の先生と全く関係作りができていない。
先生から言われた言葉も「ぴんくちゃん、いつも私の背中にくっついてます。」だった。
いつも背中。。。
向き合う時間を持とうとしてくれなかった。
せっかく皆時期をずらして単独に移行した、その意味がない。
最初から先生は接する子どもを選んでいた。
後はその他大勢、手の空いた先生がその場的に相手をする。
親も居ない、先生も振り向いてくれない中で緊張感ばかりが募ってしまった。
卒園後、皆も同じような気持ちを持っていたことを知った。
だけど誰も在園中は言えなかった。
こっそり廊下から参観すると、親が居る時と居ない時の対応が違う。。。
部屋をちょっと走ってしまったぴんくへの叱責は大きく厳しく、
ぴんくは怒られた意味がわからずこわばって萎縮していた。
私が来ると私にしがみつく。
だから私も先生と信頼関係を築けなかった。
現在は、新しく入った先生の力で、それぞれの障害の特性を考えた療育が取り入れられ、お母さんたちや兄弟の生活が守られるような在り方となった。
聞く限りではいい環境となっている。
ぴんくはしばらくはその場所に近寄るとパニックを起こした。
私はどう動けば良かったんだろう。。。
私の。。。ちょっとツライ思い出。
ここは最初は母子通園が基本だ。
今は大きく変わっているが、当時は「母親が働くなんてとんでもない、家族の中で一番弱いこの子を中心に生活を送ってください。」と言われていた。
幼い弟や妹のいる所には「連れてきてもいいですが、相手はしないでください。」と言われたそうだ。
母子通園を始めるとこれまた生活にゆとりがなくなる。
我が家は幼稚園に通う兄がいたので時間のやりくりに必死。
園では親も一緒に活動するが、ぴんくはこの場所に全く馴染まず、私にべったり。
小脇にぴんくを抱え、お遊戯や水遊び、ミニサーキットや工作となんでも“私が”する。
1年以上母子通園を経験した後、単独クラスへ。
この移行がなかなか上手く行かず、ますます不安定になってしまう。
当時この園では、自閉症の子に対しても視覚支援などを行っていなかった。
ぴんくに状況を伝える手段がなかった。
徐々に移行期間を取ったものの、それがまたわかりにくかったようで大混乱。
もうこの日から『単独で』となった時、意外とすんなり受け入れたのは
意味がやっと理解できたからかもしれない。
単独クラスの頃が、ぴんくの人生の中で最も荒れた時だった。
様子を見ると、担当の先生と全く関係作りができていない。
先生から言われた言葉も「ぴんくちゃん、いつも私の背中にくっついてます。」だった。
いつも背中。。。
向き合う時間を持とうとしてくれなかった。
せっかく皆時期をずらして単独に移行した、その意味がない。
最初から先生は接する子どもを選んでいた。
後はその他大勢、手の空いた先生がその場的に相手をする。
親も居ない、先生も振り向いてくれない中で緊張感ばかりが募ってしまった。
卒園後、皆も同じような気持ちを持っていたことを知った。
だけど誰も在園中は言えなかった。
こっそり廊下から参観すると、親が居る時と居ない時の対応が違う。。。
部屋をちょっと走ってしまったぴんくへの叱責は大きく厳しく、
ぴんくは怒られた意味がわからずこわばって萎縮していた。
私が来ると私にしがみつく。
だから私も先生と信頼関係を築けなかった。
現在は、新しく入った先生の力で、それぞれの障害の特性を考えた療育が取り入れられ、お母さんたちや兄弟の生活が守られるような在り方となった。
聞く限りではいい環境となっている。
ぴんくはしばらくはその場所に近寄るとパニックを起こした。
私はどう動けば良かったんだろう。。。
私の。。。ちょっとツライ思い出。
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